新潟県で、GX志向型住宅を超える未来の家づくり|五泉市・近藤建築の挑戦

query_builder 2025/10/22
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こんにちは!近藤建築です✨

辛い夏も終わり、涼しくなってきたと思えばもう肌寒い時期になりました🍁

私を含め、身の周りにも風邪ひきさんが増えました"(-""-)"

皆様も体調管理に気を付けましょう!!


さて今回は「GX志向型住宅を超える未来の家づくり」というテーマで記事を書いていこうと思います!!


おそらく内容盛りだくさんになるかと思いますが、

家づくりに大切な内容になりますので、是非目を通してください!!



🌿はじめに:GX時代の家づくりとは


年、国が掲げる「GX(グリーントランスフォーメーション)志向型住宅」という言葉を耳にするようになりました。


GXとは、“Green Transformation=脱炭素社会への転換”を意味し、エネルギー効率を高めながら、地球環境への負荷を減らす取り組みのこと。住宅の分野でも、太陽光発電や省エネ設備を標準化する動きが進んでいます。


しかし――私たち近藤建築は、こう考えます。


「GX志向」は“出発点”であって、“到達点”ではない。

(これが今後の住宅の基本である)


真のゴールは、人が健康で、快適に、そして100年先まで住み継げる家をつくること。


だからこそ、私たちは国の基準を「超える」家づくりを目指しています。

それが、「GX志向型住宅を超える性能」で建てる近藤建築の住まいです。




第1章

数字だけでは測れない“本当の省エネ”


今回取得したBELS評価(建築物省エネ法に基づく第三者認証)では、

✅エネルギー消費性能「★★★★★★」

✅断熱性能「★★★★★★」

という高水準の評価を獲得。


年間の目安光熱費は約19.7万円という優れた数値を示しています

2025 BELS評価 プレート


けれど、私たちが重視しているのは数値そのものではありません。

数字は結果であり、「どうやってその快適さを実現するか」の方が大切だと考えています。


新潟県の冬は厳しく、気温が氷点下を下回ることも珍しくありません。

そんな環境の中で、6畳用エアコン1台だけで家中24℃を保つ家をつくるには、

「断熱」だけでなく「気密」「換気」「湿度管理」までトータルで設計する必要があります。


第2章

「GX志向」を超えるための3つの柱


① 家全体を“24℃”に保つ設計思想


多くの住宅が「リビングだけ暖かい」構造のままです。

でも、私たちは違います。

家中を24℃で安定させ、どこにいても温度差を感じない家を目指しています。


✅寝室もトイレも廊下も同じ温度


✅6畳用エアコン1台で家全体をカバー


✅脱衣室にはエアコンを設け、ヒートショックをゼロに


この一体空間の温熱環境こそ、GX志向の「省エネ住宅」を超える本当の快適さです。


省エネとは「エアコンを我慢して節約すること」ではなく、

“少ないエネルギーで全館を快適に保つ”ことなのです。


② 「湿度」を味方にする家


多くの住宅会社は「湿気=敵」と捉え、除湿・乾燥を優先します。

しかし、私たちは逆です。

「湿気は家の味方」と考えています。


お風呂の天井をなくす――。

一見奇抜に見えるこの設計は、家中に水蒸気を循環させるための工夫です。


湿度を適度に保ち、冬の乾燥を防ぎ、木材の寿命も延ばします。

この「天井のないお風呂」は、家そのものが呼吸するように湿度をコントロールするシステムの一部なのです。


③ 薬剤に頼らない防蟻・防腐


近藤建築の家には、シロアリ防除の薬剤が使われていません。

構造そのものを工夫し、湿度を一定に保ち、シロアリが好む環境をつくらない。

つまり、「科学的に寄せつけない家」を実現しています。


防蟻業者さんの作業風景を見たことがあるでしょうか?

防蟻業者さんは、完全防備で作業していますよね。

つまりはそういうことです。

防蟻剤は人体にも影響を与える可能性があります。


薬剤を使わないということは、

赤ちゃんにもペットにも安心で、空気が澄んでいるということ。

「健康住宅」という言葉を本当の意味で体現しています。


第3章

GX志向の“その先”にあるもの ― 健康と寿命



GX志向型住宅の基準は、「エネルギー削減」が中心です。

しかし私たちは、「人の健康」こそが最大のエネルギー価値だと考えます。


✅冬でも半袖で過ごせる暖かさ


✅乾燥せず、風邪をひかない空気


✅カビのない壁、結露のない窓


年中同じ温度だからこそ生まれる

“リラックスした暮らし”


これらは、どれも数字には現れない幸せです。

そして、家族の健康を守ることが、最も持続可能なエネルギーの使い方だと思うのです。



第4章

地域の気候を読み解く設計力



私たちの拠点である新潟県五泉市は、湿度が高く雪も多い地域です。

関東など他の地域とはとはまったく違う気候条件の中で、

全国共通の「省エネ基準」だけを当てはめても、最適な家はできません。


だからこそ、私たちは地域特化型の設計思想を貫いています。


✅冬場の外気温と室温・絶対湿度の差を徹底分析


✅床下の温度・湿度データを常時記録


✅換気経路を空気線図で設計


✅基礎断熱+床下空間を活用した全館空調の気流制御


机上の「省エネ」ではなく、実測に基づく快適性の追求こそが、GXを超える道です。



第5章

建てた後も“家を守る医者”であるために


私たちは家を「命を守る器」として考えています。

家は建てて終わりではなく、建てた後の健康診断が欠かせません。



✅温湿度ロガーによる環境チェック


✅結露・カビの早期発見と対策提案


✅住み方のアドバイス(湿度管理・換気法など)


これは、医者が患者の健康を見守るのと同じです。

私たちは“家を守る医者”として、建てた後の暮らしを支え続けます。



第6章

GX志向を超える「人と地球に優しい家」



再エネ設備を設けることも、もちろん大切です。

近藤建築の家も、太陽光発電を自家消費型で採用しています。

しかし、私たちのゴールは「発電する家」ではありません。

それはあくまで、“優しい暮らし”を支える一つの道具にすぎません。


私たちが目指すのは――

自然と調和し、家族の健康を守り、100年後も美しい家。


木を生かし、湿度を味方につけ、薬剤に頼らず、最小エネルギーで最大の快適を得る。

この考え方こそが、GX志向を超えた「真のグリーン・トランスフォーメーション」だと信じています。


第7章

GXの未来は、“あなたの暮らし”から始まる



GX(脱炭素化)は国や企業だけのテーマではありません。

実は、一軒の家、一人の暮らし方から始まります。


✅「冬でも裸足で歩ける家」

✅「洗濯物が部屋干しでも乾く家」

✅「子どもが風邪をひかない家」


そんな日常が積み重なっていくことが、

エネルギーの無駄を減らし、地球を守る第一歩になるのです。


終章

100年先の子どもたちへ


ここまでの本文にも出てきました。

私の好きな言葉に

「家は、命を守る器である。」


この理念を胸に、私たち近藤建築は

“健康・快適・長寿命”を三位一体で追求する家づくりを続けています。


GX志向型住宅が目指す「脱炭素の未来」。

そのさらに先にあるのは、「人の幸せ」と「家族の命」を守る家です。


【まとめ】

観点GX志向型住宅近藤建築の家 終わりに


✅エネルギー効率省エネ設備による削減高気密高断熱+全館24℃設計

✅健康性断熱中心温湿度一体管理・カビゼロ・ヒートショックゼロ

✅地域適合性全国一律基準新潟特化型設計

✅維持管理竣工で完了建てた後も“家の主治医”として見守り🏠



🌿 終わりに


GX志向型住宅を超える家づくりとは、

“地球にも人にも優しい、誠実な建築”のこと。


私たちは、これからも地域の気候と人の暮らしを見つめながら、

**「家は命を守る器」**という信念のもと、

百年後も誇れる家をつくり続けていきます。


🪵 近藤建築(新潟県五泉市)

📍 https://kentiku-kondo.com/


📸 Instagram:@kondo_yutak


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