家の寿命を縮める”湿気”の正体とは？　新潟県で気を付けたい湿気対策｜五泉市・近藤建築

2025/04/21

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🔶はじめに｜「湿気」が住宅を痛めるって本当？
新潟県は、特に湿気が多い地域です。
そんな地域では「湿気」と上手に付き合っていくことが

長持ちする住宅づくりのポイント💡になります！

湿気は目に見えない存在ですが、家の寿命や快適さ、光熱費にまで影響を及ぼす”見えない敵”なんです💦

本記事ではそんな湿気の正体と住宅や人に及ぼす影響、そして湿気に強い家づくりのポイントを解説していきます！

🔶湿気が及ぼす、住宅３大トラブル

➀カビやダニの発生による健康被害
カビやダニの胞子や死骸を吸い込むことで、アレルギーや呼吸器疾患（喘息など）等の健康被害が出る可能性があります。

➁住宅の寿命が縮む
住宅の骨組みになっている木材が、湿気で腐ったりシロアリなどの害虫に食べられたりして、住宅自体が弱っていってしまうかも。

人間に例えるなら、骨粗しょう症のような状態（骨の密度が低下し骨折しやすくなる、脆くなる）になってしまう可能性があります！

③断熱性能の低下
実はあまり知られていないのがこれ。
断熱材って実は空気の断熱性能を利用して、断熱を行っているんです。

つまり、断熱材は「空気をたくさん含むこと」で断熱をしていますが、壁体内での結露等で濡れてしまうと空気層が減って断熱効果が減少してしまいます。

◎断熱どころか、熱気や冷気を通しやすくなってしまい、結果的にエアコンなどにかかる光熱費が余計にかかってしまいます。

🔶湿気って何？
湿気はその空気中に含まれる水分を指す言葉で、その水分が水蒸気です。
水蒸気は目に見えることはありませんが、
その水蒸気が、冷えて凝縮され目に見えるものが結露として現れます。
やかんの湯気も水蒸気が冷やされ細かい粒になって見えている状態です。

🔷湿度に関する誤解。温度との関係
夏の湿度80％って「じめじめ」しますよね💦
一方、冬も同じ80％の表示があっても「むしろ乾燥してる、、、？」と思ったことありませんか？
実はこれ、「温度」が関係しているんです！
温度で何が変わるのか、それは空気中に含める水蒸気量（絶対湿度量）が変わるからです。

つまり、空気を水蒸気が入る器に例えると
・温度が高い=器が大きい
・温度が低い=器が小さい
ということになります！

細かい数値（容積絶対湿度等）を無視して、簡単に表してみました。
ここからわかるように、器の大きさ（器の大きさ=温度）によって実際に中に入っている水蒸気量（絶対湿度量）は全然違うんです。
これを％で表したのが相対質度です！

冬に湿度８０％となっていても温度が低い（器が小さい）ため、
そこに入る水蒸気が少ない
→だから湿度の数値は高いのに乾燥していると感じる原因なんです。

これ、意外と知らなかった方多いのではないでしょうか？
身近だけど案外勘違いしがちなポイントです！

湿気への理解が深まると対策への意識もあがってきますよね！

🔶湿気の多い新潟の気候だからこそ湿気対策は必須！
・雪が多く、冬の結露が多い
・夏も湿度が高く、じめじめした日が多い

この様に１年を通して湿気が多い地域です。
湿気が住宅に与える影響を考えずに住宅を建ててしまうと、
知らない間に、住宅の内部から劣化してしまうなんてことは珍しくありません。

🔶湿気に強い住宅を作るポイント

・高断熱、高気密、”高防湿”で湿気を家の中に入れない
室内外との温度差を減らし、防湿施工で壁の中に水蒸気を入れないことで壁体内結露を起こさない。

・計画換気で空気を入れ替えつつ快適な室温をキープする

・調湿性のある建材を使用する
無垢材のフローリングなどは、湿気を吸放出してくれるため空気が安定しやすいです。

🔶まとめ｜見えない湿気こそ家づくりの大敵
湿気の影響を感じたとき（床が沈んだり、シロアリに気づいたり）には遅いことが多く、住宅の様々なところで劣化が進んでいる場合が多いです。

まずは、定期的な換気や、除湿器や除湿アイテムで湿気を意識することでも変わってくると思います！

そしてこれから家づくりを考えている方は、「構造」から湿気をコントロールすることができれば、快適で健康な長寿命な住宅を作ることができるんです！

🔶湿気対策も万全な、高性能住宅を体験してみませんか？
近藤建築では、高断熱・高気密・高防湿をそろえた家づくりを行っており、
お施主様からも「冬場の結露がなかった」「室内でも洗濯物がすぐ乾く」などの声をいただいています。

もし「湿気対策が心配」という方は是非見学会で実際の住宅を体感してみてください！

住宅見学会はこちら
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